霊長類フォーラム:人獣共通感染症(第110回修正)1/31/01
「BSEの起源についての新しい見解と牛についてのBSE検査法」のうち、「2.BSE 牛の検査」の中の以下の文章は一部に誤りがあり、また表現も不正確ですので、修正たします。
「この方式はフランスやスイスでは、緩和された形で採用されています。すなわち、 30ヶ月令以上の牛について、そのすべてではなく、病死または事故死した牛について、屠畜場で異常プリオン蛋白 の検査を行い、それらが陰性の場合に限って食肉に回すという方式です。この検査は半日程度で結果がでますから、 その結果を待って食肉にまわすことになります。」
修正文
「フランスでは、2000年7月から病死または事故死の牛について異常プリオン蛋白の検査を含めた新しいBSE摘発計画を開始し、さらにそれを屠畜検査にも拡大しました。なお、現在では30ヶ月令以上の牛はすべて屠畜検査で異常プリオン蛋白の検査を受けることになっています。」
Kazuya Yamanouchi (山内一也) |