(派遣年数など詳細はhttp://www.jica.go.jp/Index-j.html)
国 | 案件番号 | 学歴/資格 | 要請内容 |
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ドミニカ共和国 UNPHU大学 農学部 |
G340022401101 | 獣医学(UNPHU) | 大学は人材育成、科学研究、コミュニティへの貢献を目標にして'66年に設立された。畜産業は食生活の基本であるが、豚コレラ、ニューカッスル病の発生により家畜頭数が急激に減少している。SVは、《1)科学的な身体検査、病理診断技術の指導、2)家畜研究室に於ける病理診断マニュアルの作成》、3)教授・学生陣の訓練、4)研究調査プロジェクトへの参画 |
ドミニカ共和国 農業大学校 |
G340022402202 | 獣医学(農学校) | 当校は'64年に、農畜産分野、林業分野への高等教育の普及を目指して設立された。同校では、畜産分野において特に最新のバイオテクノロジーに接する機会の少ない小規模農家が、これらの遺伝子工学の成果に接することができるよう、反芻動物の品種改良のパイロットプロジェクトを開設する計画を立てている。SVは、1)人工授精又は胚移植のための計画の立案、2)バイオテクノロジー実験室の設計と運営、3)反芻動物の人工授精及び胚移植など再生産技術の移転を通じて品種改良のパイロットプロジェクトへの支援 |
ホンジュラス 農牧省 畜産衛生局動物検疫所 |
G340023902203 | 獣医学 獣医師資格、家畜(牛、豚、鶏)感染症知識 |
当検疫所は唯一の人畜病疫検査機関である。牛、豚、鶏の家畜病疫、狂犬病等人畜共通病疫検査を行う検査部門と狂犬病等のワクチン生産部門がある。SVは検査部門において、1)病原細菌、ウイルス検査用教材(細菌の分離、同定、血清反応)の作成、2)病原細菌の分離・培養・鑑別・同定、3)病原ウイルスの抗体測定・細胞培養・分離・同定 |
パナマ パナマ大学獣医学部 |
G340025100201 | 獣医学 獣医教育経験者 |
当学部は'95年創設の新しい学部で、5学科から構成され、専任教授13名、外勤講師10名、学生110名を擁する。SVは、1)カリキュラムの編成、2)学部運営に関しての助言、3)付属動物病院新設に関する助言等 |
ザンビア ザンビア大学 獣医学部 家畜臨床講座 |
G340055102208 | 獣医学(外科学) 研究・教育経験 |
'83年に日本の無償資金協力で設立された当大学に対し、JICAは学部及び大学院教育の確立と畜産業の開発に寄与することを目的として、'85年から12年間にわたる協力を実施し、その後専門家を派遣してきた。同学部には生物医学講座、基礎獣医学講座、家畜疾病予防学講座、家畜臨床講座の4講座がある。SVは家畜臨床講座において、1)家畜臨床、特に小動物臨床学の学部・大学院教育、2)獣医学研究活動の実施、3)獣医学部に関わる一般活動の強化 |
ザンビア ザンビア大学 獣医学部 家畜疾病予防学講座 |
G340055102207 | 獣医学(細菌学) 博士号 |
'83年に日本の無償資金協力で設立された当大学に対し、JICAは学部及び大学院教育の確立と畜産業の開発に寄与することを目的として、'85年から12年間にわたる協力を実施し、その後専門家を派遣してきた。同学部には生物医学講座、基礎獣医学講座、家畜疾病予防学講座、家畜臨床講座の4講座がある。SVは家畜疾病予防学講座において、1)細菌学・公衆衛生学の学部・大学院教育、2)大学院生の研究活動指導、3)獣医学研究活動の実施・指導、4)獣医学部に関わる一般活動の強化 |
ザンビア ザンビア大学 獣医学部 生物医学講座 |
G340055102209 | 獣医学(生化学) 研究・教育経験 |
'83年に日本の無償資金協力で設立された当大学に対し、JICAは学部及び大学院教育の確立と畜産業の開発に寄与することを目的として、'85年から12年間にわたる協力を実施し、その後専門家を派遣してきた。同学部には生物医学講座、基礎獣医学講座、家畜疾病予防学講座、家畜臨床講座の4講座がある。SVは生物医学講座において、1)学部・大学院教育、2)獣医学研究活動の実施・指導、3)獣医学部に関わる一般活動の強化 |
セント・ルシア 農林水産省 ボセジュ・アグリカルチャーステーション |
G310025702201 | 大卒(畜産学) | 配属先は、島南部地域の産業動物(牛、ブタ、家禽類、ヤギ、羊、ウサギ)の伝染病その他疾病の診断、治療及び繁殖管理、衛生管理指導を行っている。上記産業動物メスが計232頭おり、仔の一定の育成後は農家で飼育され、その巡回育成管理指導を行っている。地元・観光市場から食肉の需要が高いにもかかわらず、納期、品質にかなった製品を供給できないため、輸入依存が大変高い。SVは、1)育種繁殖(人工授精含む)、2)栄養・飼料(飼料の生産、栄養分析、飼料給与計画立案、コスト削減)、3)経営管理(流通、販売、簿記、コンピュータ管理)を指導し、納期、品質共に国際的にも競争力のある製品生産体制構築に協力する。 |
セント・ルシア 農林水産省 畜産衛生サービス |
G340025702204 | 大卒(微生物学) | 配属先は、島北部地域の牧畜産業発展のために、産業動物の伝染病その他疾病の診断、治療及び繁殖管理、衛生管理指導、公衆衛生(人畜共通伝染病の診断と予防、食肉及び食品の安全性検査)を行っている。SVは、1)ラボの機能的運営管理全般、2)南・北部地区の家畜の伝染病その他疾病の診断検査―を行う。ラボにおいて、細菌・ウィルス・寄生虫検査、病理検査、血液生化学的検査、微生物検査、毒物検査を行う。対象動物は、牛、ブタ、家禽類、ヤギ、羊、ウサギ、養殖淡水エビ、養殖ティラピアなど。また食肉及び食品の安全性基準立案計画にも支援する。セルカウンター、遠心分離器、細胞培養器、血液分析器等の各種実験器具が使用できる。 |
ネパール 農業・協同組合省 畜産局 獣医製剤生産課 狂犬病ラボラトリー |
G340006002201 | 学歴 《博士》 | 当国における狂犬病の発症率は高く、狂犬病ワクチン生産は急務である。医師や実験助手の育成を図りSVは、1)組織培養によるWHO基準に合致した品質の同ワクチンの生産指導、2)同ワクチンの品質管理維持及び製造のための細胞やウィルスの維持管理指導、3)組織培養研究所の運営に関わる指導協力―を行う。 |
ボリヴィア コチャバンバ獣医診断研究センター |
G340030601102 | 獣医師 | コチャバンバ地方は乳用牛が29万頭飼育されており、牛乳・乳製品の生産拠点となっている。臨床検査において乳房炎が多く見られるが、その乳質検査及び乳汁の細菌学的検査は実施されていなかった。JICA短期専門家が'00年に派遣され、同検査の実施を始めたところである。SVはその第2段階として検査対象を広げ、細菌学的検査法の指導及びその検査結果に基づく予防対策を講じる。 |
ボリヴィア 農牧衛生機構 サンタクルス獣医診断研究所 |
G340030601201 | 大卒(獣医学科) 獣医師、ラボワーク経験 |
当国では口蹄疫発生等の家畜衛生状況がひどく、畜産生産に大きな被害を与えている。当研究所は主要畜産生産地の一つであるサンタクルス(熱帯湿潤地)にあり、家畜衛生に関する診断と研究を行っている。'00年まで英国が口蹄疫に関する疫学について協力を実施していたが、同協力が終了したため、日本のこれまでの協力実績から、家畜ウィルス疾病一般の診断技術への協力要請があった。使用できる機材は、セーフティキャビネット、-60ccディープフリーザー、12000rpm遠心器、培養器(37c)、ELISAキット、蛍光顕微鏡。 |
ウルグァイ 厚生省 国立エキノコックス症予防協会 |
G340033302205 | 大卒 | 当協会は'39年の法律施行により設立され、各県に支部を持ち、同症防圧実務を統括してきた。SVは、犬の包条虫から糞便内包条虫特異抗原を抽出して抗体を作成し、それを用いて、感染犬の糞便にある抗原を免疫学的に検出し、診断する技術を開発する。 |
ウルグァイ 国立共和国大学 獣医学部寄生虫学科 |
G340033302206 | 修士 獣医師資格 |
当国では、長年にわたってエキノコックス症の研究を続けた結果、同症の発生が減少しつつある。一方で、条虫類や野生動物の各種寄生虫の人体への感染例が増え、人畜共通寄生虫症の研究が課題となっている。SVは、C/Pやスタッフに対し、同症の寄生虫学的及び疫学的研究に対する助言・指導及び協力を行う。また、防除のための独自の研究も行う。 |
ジョルダン ハシミテ大学 バイオ科学学部 |
G340042402210 | 博士 | 当大学は七つの国立総合大学の一つで、'98年に設立された。SVは院生に対し、1)コース(動物を対象とした、最新の免疫学、特に感染症免疫学や免疫病理学)での講義及び指導、2)科学的研究―を行う。特に、遺伝子によらない動物モデル実験の経験を持っていることが望ましい。 |