(日本獣医学会は日本学術会議協力学術研究団体です)
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標記の賞の授与が以下のとおり決定いたしました。
Ⅰ.2024-2025年度 越智賞(1名)
氏 名:伊藤 壽啓
所 属:鳥取大学 大学院共同獣医学研究科
研究題目:鳥インフルエンザウイルスの病原性獲得および宿主域決定因子に関する研究
Ⅱ.2024-2025年度 日本獣医学会賞(2名)
氏 名:下鶴 倫人
所 属:北海道大学 大学院獣医学研究院
申請課題:One Healthへの貢献を目指した、野生動物を対象とした生理・生態学的研究
英 文:Contributing to One Health:Physiological and ecological research on wildlife
氏 名:チェンバーズ ジェームズ
所 属:東京大学 大学院農学生命科学研究科
申請課題:動物の神経疾患の病理学的研究
英 文:Pathological study of neurological diseases in animals
Ⅲ.2024-2025年度 獣医学奨励賞(4名)
氏 名:藤木 純平
所 属:酪農学園大学 獣医学群 獣医学類
研究課題:薬剤耐性菌に対するバクテリオファージ感染機構の解析とその治療応用に関する研究
氏 名:播磨 勇人
所 属:東京農工大学 大学院農学研究院
研究課題:アフリカの動物が保有するウイルスの探索および性状の解明
氏 名:坂口 謙一郎
所 属:岐阜大学 応用生物科学部共同獣医学科
研究課題:牛の体外・体内発育卵胞による卵胞機能障害の病態生理学的研究
氏 名:藤原 信行
所 属:岡山理科大学 獣医学部
研究課題:Type 2A protein phosphatase を標的とした抗がん戦略構築に向けた基礎的研究
Ⅳ. JVMS優秀論文賞(2023年)
基礎獣医学分野
FULL PAPER Physiology
Expression of lysophosphatidic acid receptors in the rat uterus: cellular distribution of protein and gestation-associated changes in gene expression.
Shiro KURUSU, Ryota TERASHIMA, Makoto SUGIYAMA, Miho TANAKA, Takuma KADOWAKI, Keiichiro KIZAKI, Mitsumori KAWAMINAMI
J Vet Med Sci. 2023 Nov 2;85(11):1165-1171. doi: 10.1292/jvms.23-0336
病態獣医学分野
FULL PAPER Toxicology
Developmental stage-specific exposure and neurotoxicity evaluation of low-dose clothianidin during neuronal circuit formation.
Asuka SHODA, Midori MURATA, Mako KIMURA, Yukako HARA, Sakura YONOICHI, Yuya ISHIDA, Youhei MANTANI, Toshifumi YOKOYAMA, Tetsushi HIRANO, Yoshinori IKENAKA, Yoshiaki TABUCHI, Nobuhiko HOSHI
J Vet Med Sci. 2023 Apr 22;85(4):486-496. doi: 10.1292/jvms.22-0570
予防獣医学分野
FULL PAPER Bacteriology
A calf with hind limb paralysis and dysstasia and a genome sequence analysis of an isolated Clostridium perfringens toxinotype E strain.
Takashi MADA, Yo GOTO, Masahiko KUMAGAI, Hiroaki SAKAI, Hiroyuki KANAMORI, Daisuke TAKAMATSU
J Vet Med Sci. 2023 Mar 1;85(3):279-289. doi: 10.1292/jvms.22-0432
臨床獣医学分野
1)Note Internal Medicine
Enzootic bovine leukosis caused by bovine leukemia virus classified as Group C based on viral whole genome sequencing in a 23-month-old Holstein-Friesian heifer.
Yusuke DAIJI, Masaki MAEZAWA, Kento ISHIKAWA, James K CHAMBERS, Kazuyuki UCHIDA, Hisashi INOKUMA
Vet Med Sci. 2023 Dec 6;85(12):1291-1295. doi: 10.1292/jvms.23-0354.
2)FULL PAPER Internal Medicine
Effect of anti-lipopolysaccharide of Escherichia coli antibody feeding for Holstein calves on ruminal lipopolysaccharide activity and plasma metabolites concentrations during pre- and post-weaning periods.
Kei TAN, Keiko NISHIMURA, Koji UMEDA, Kazunobu YAMADA, Kentarou IKUTA, Hiroyuki SHINGU, Shiro KUSHIBIKI
J Vet Med Sci. 2023 Aug 1;85(8):813-819. doi: 10.1292/jvms.23-0145.
Ⅴ.Good Reviewer賞(2023年)
受賞者氏名 | 所 属 |
青島 圭祐 | 北海道大学 大学院獣医学研究院 |
寸田 祐嗣 | 鳥取大学 農学部 |
Chambers, James | 東京大学 大学院農学生命科学研究科 |
井澤 武史 | 大阪公立大学 獣医学部 |
渡邉 謙一 | 帯広畜産大学 |
近藤 広孝 | 日本大学 生物資源科学部 |
柄 武志 | 鳥取大学 農学部 |
第4回東アジア合同獣医学会を令和6年9月8日(日)、9日(月)の2日間、帯広畜産大学にて開催いたします。
東アジア合同獣医学会は東アジアの獣医学発展と獣医学研究者の交流の推進に資するために、日本獣医学会(JSVS)、韓国獣医学会(KSVS)、中国(台湾)獣医学会(CSVS)の3学会が合同で開催する国際学術集会です。本学会は、3か国の研究者交流を深めるとともに共通の課題に関してシンポジウム等を開催し、今後の共同研究等に繋げる場として活用されています。また、大学院生や若手研究者に国際学会での発表の場を提供することを通じて、人材の育成に役立てています。これまで韓国と台湾での3回の開催(第1回2018年5月10-12日 韓国・ソウル大学、第2回2019年4月25-26日 韓国・建国大学、第3回2023年5月1-3日台湾・屏東科技大学)を経て、今回初めて日本で開催されます。
第167回日本獣医学会学術集会の直前の開催ではありますが、奮ってご参加いただければと存じます。なお、参加および演題申込は第4回東アジア獣医学会HPからとなります。
第4回東アジア合同獣医学会 実行委員会
公益財団法人 伊藤記念財団から、本学会に対し標記の推薦及び助成申請の案内がありました。詳細はホームページの応募要項をご覧ください。本会選考委員会で選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、推薦、助成申請いたします。
日本農学賞及び日本農学進歩賞については、「他機関推薦依頼の賞受賞候補者選考委員会規程」に基づき、理事・評議委員が所属専門部会長に候補者を申請し、部会長はそのなかから2名以内を選んで理事長にご推薦いただくこととなっております。適任者がいらっしゃいましたら、ご推薦ください。
選考委員会で候補者を選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、依頼先に推薦いたします。
公益財団法人内藤記念科学振興財団から標記について募集の案内がありました。本会からの推薦を希望される会員は、財団Webページに記載の手順に従い推薦書または申請書を作成し、獣医学会事務局にご送付ください。
本会の選考委員会で候補者を選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、依頼先に推薦いたします。
公益財団法人三島海雲記念財団から本会に対し、「三島海雲学術賞」受賞候補者推薦の依頼がありました。本会からの推薦を希望される会員は、(公財)三島海雲記念財団ホームページから自然科学部門の推薦書類をダウンロードし、推薦要項に従い必要事項にご記入のうえ推薦書をご作成ください。
推薦書は、簡易書留またはレターパックプラスで下記事務局にお送りください。
また、作成した推薦書ファイル(Word版)をメール添付でもお送りください。
本会の選考委員会で候補者を選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、依頼先に推薦いたします。
*本会から推薦後、候補者本人に、(公財)三島海雲記念財団から直接「申請書」の提出が依頼されます。
本会会費につきましては、日本獣医学会定款 第7条により「毎年10月末日までに納入しなければならない」こととなっております。2023-2024年度分(2023年8月1日~2024年7月31日)会費が未納の会員の皆様には、1月末に会費再請求書(郵便振替用紙)をお送りいたしましたので、至急お振込みいただきますようお願い申し上げます。過年度に未納会費がある場合には、本年度分とあわせてお振込みください。
【年会費】役員及び評議委員 13,000円,一般正会員 10,000円,学生会員 2,000円 *会費は、不課税
【振込先(お送りした郵便振替用紙でお振り込みいただかない場合)】
ゆうちょ銀行
口座番号:00180-1-23546
加入者名:公益社団法人日本獣医学会
※通信欄等には、必ず会員番号・氏名を明記してください。
日本獣医学会定款施行細則第7章学術集会 第27条3項「獣医学会に所属していない団体が学術集会において集会を開催する場合は、当該学術集会の少なくとも1年以上前に理事長に申請書を提出し、理事会の承認を得なければならない。」により、日本獣医学会に所属していない団体は、当該学術集会の1年以上前に、申請書をご提出いただくこととなりました。
2025-2026年度開催予定の第168回日本獣医学会学術集会(司宰:宮崎大学)で集会を開催する団体は、申請書をご提出ください。
第169回学術集会(2026年秋)の開催機関を公募いたします。
開催を希望される機関は、申請書を下記の期日までに本学会事務局宛ご送付下さい。
開催機関の決定は本学会理事会にご一任願います。決定後は速やかに本学会と開催機関とでプログラム委員会を設置し、開催に向けて準備を始めることになります。
申請書の記載事項:機関名と所在地、代表者名、応募理由、開催期間(案)、企画(案)、予算(案)等
新入会手続き、会員情報(一部除く)の変更、会費のお支払状況の確認がWeb 上から出来ます。
本会ホームページ「会員MyPage」から会員ID・パスワードを入力し、ログインして会員情報をご確認ください。
会員専用ページ(会員MyPage)
第61回アイソトープ・放射線研究発表会を、本年7月に日本科学未来館にて開催いたします。