（日本獣医学会は日本学術会議協力学術研究団体です）
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標記の賞の授与が以下のとおり決定いたしました。
Ⅰ．2025-2026年度 越智賞（2名）
氏 名 ：丸山 総一
所 属 ：日本大学 生物資源科学部
研究題目：バルトネラ症の疫学ならびに病態解明に関する研究
氏 名：髙井 伸二
所 属：北里大学名誉教授
研究題目：ロドコッカス・エクイ感染症の制御に関する研究
Ⅱ．2025-2026年度 日本獣医学会賞（２名）
氏 名：小林 進太郎
所 属：北海道大学 大学院獣医学研究院
申請課題：フラビウイルス感染症の病態形成機構および制御法に関する研究
英 文：Studies on the pathogenesis and control of flavivirus infection
氏 名：関口 敏
所 属：宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
申請課題：家畜伝染病の高精度迅速検査法の開発と効果的な地域防疫への応用
英 文：Development of advanced rapid testing methods for animal infectious diseases and its application to effective regional prevention
Ⅲ．2025-2026年度 獣医学奨励賞（４名）
氏 名：西 航司
所 属：北海道農業共済組合
研究課題：牛マイコプラズマ性関節炎における病態形成メカニズムとMycoplasma bovisの生存戦略
氏 名：木賀田 哲人
所 属：東京農工大学 大学院農学研究院
研究課題：実験動物動脈系の肉眼解剖学的研究
氏 名：西森 朝美
所 属：農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門
研究課題：牛伝染性リンパ腫の病態および発症メカニズムの解明のための研究
氏 名：笹岡 一慶
所 属：北海道大学 大学院獣医学研究院
研究課題：犬における経頭蓋超音波ドプラ法を用いた脳血流評価の臨床的有用性に関する研究
Ⅳ． JVMS優秀論文賞（2024年）
基礎獣医学分野
FULL PAPER Physiology
Effects of different winter paddock management of Thoroughbred weanlings and yearlings in the cold region of Japan on physiological function, endocrine function and growth.
Mutsuki ISHIMARU, Takeru TSUCHIYA, Yoshiro ENDO, Akira MATSUI, Hajime OHMURA, Harutaka MURASE, Kenji KOROSUE, Fumio SATO, Kazuyoshi TAYA
J Vet Med Sci. 2024; Jul 2;86(7):756-768. doi: 10.1292/jvms.24-0083
病態獣医学分野
NOTE Toxicology
No-observed-adverse-effect-level (NOAEL) clothianidin, a neonicotinoid pesticide, impairs hippocampal memory and motor learning associated with alteration of gene expression in cerebellum
Yukako HARA, Asuka SHODA, Sakura YONOICHI, Yuya ISHIDA, Midori MURATA, Mako KIMURA, Makiko ITO, Sarika NUNOBIKI, Ayano YOSHIMOTO, Youhei MANTANI, Toshifumi YOKOYAMA, Tetsushi HIRANO, Yoshinori IKENAKA, Yoshiaki TABUCHI, Nobuhiko HOSHI
J Vet Med Sci. 2024 Mar 16;86(3):340-348. doi: 10.1292/jvms.23-0516
予防獣医学分野
1) FULL PAPER Public Health
Association of toxin-producing Clostridioides difficile with piglet diarrhea and potential transmission to humans.
Kouki TAKEICHI, Akira FUKUDA, Chika SHONO, Noriyasu OTA, Chie NAKAJIMA, Yasuhiko SUZUKI, Masaru USUI
J Vet Med Sci. 2024 Jul 2;86(7):769-776. doi: 10.1292/jvms.24-0051
2) FULL PAPER Virology
Effect of doubled dose administration of foot-and-mouth disease vaccine against heterologous virus infection in cattle
Rie KAWAGUCHI, Tatsuya NISHI, Katsuhiko FUKAI, Mitsutaka IKEZAWA, Takehiro KOKUHO, Kazuki MORIOKA
J Vet Med Sci. 2024 Jul 2;86(7):777-786. doi: 10.1292/jvms.24-0115
臨床獣医学分野
1）FULL PAPER Internal Medicine
Canine induced pluripotent stem cells can be successfully maintained in weekend-free culture systems
Kazuto KIMURA, Hiroya NAGAKURA, Masaya TSUKAMOTO, Takumi YOSHIDA, Hiroko SUGISAKI, Kohei SHISHIDA, Yuta TACHI, Shoko SHIMASAKI, Kikuya SUGIURA, Shingo HATOYA
J Vet Med Sci. 2024 Mar 1;86(3):247-257. doi: 10.1292/jvms.23-0422
2）FULL PAPER Internal Medicine
Estimation of latamoxef (moxalactam) dosage regimens against β-lactamase producing Enterobacterales in dogs: a pharmacokinetic and pharmacodynamic analysis using Monte Carlo simulation
Mizuki KUSUMOTO, Haruka NARITA, Tomoki MOTEGI, Kazuki HARADA
J Vet Med Sci. 2024 Aug 2;86(8):841-846. doi: 10.1292/jvms.24-0197
Ⅴ．Good Reviewer賞（2024年）
| 受賞者氏名 | 所 属 |
| Chambers, James | 東京大学 |
| 正谷 逹謄 | 岐阜大学 |
| 平田 暁大 | 岐阜大学 |
| 佐藤 礼一郎 | 宮崎大学 |
| 味戸 忠春 | 日本獣医生命科学大学 |
| 秋庭 正人 | 酪農学園大学 |
| 下田 宙 | 山口大学 |
| 鈴木 亮平 | 日本獣医生命科学大学 |
| 佐藤 宏 | 山口大学 |
| 臼井 優 | 酪農学園大学 |
これまで日本獣医学会総会につきましては、学術集会時に対面またはオンラインで開催されてきました。しかしながら、決算予算に関する決議を含む公益社団法人の総会は、同事項の決議を行う直近の理事会から中14日以上空けることが法人法により定められている旨、昨年内閣府より指導を受けました。
会計年度末が7月31日の本学会では、決算予算を諮る理事会開催は早くても8月下旬になってしまいます。このため、第168回学術集会（9月3-5日）におきましては、総会を開催することができません。
つきましては、第168回日本獣医学会学術集会時には評議委員会を対面で、また2025-2026年度（第111回）日本獣医学会定時総会は別途オンラインで、それぞれ下記のように開催いたします。
1．2025-2026年度 日本獣医学会評議委員会
2．2025-2026年度（第111回）日本獣医学会定時総会
日本農学賞、日本農学進歩賞については、「他機関推薦依頼の賞受賞候補者選考委員会規程第４条」に基づき、理事・評議委員が所属専門部会長に候補者を申請し、部会長はそのなかから2名以内を選んで理事長にご推薦いただくこととなっております。適任者がいらっしゃいましたら、ご推薦ください。
選考委員会で候補者を選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、依頼先に推薦いたします。
公益財団法人 伊藤記念財団から、本学会に対し標記の推薦及び助成申請の案内がありました。詳細は本会Webサイトの応募要項をご覧ください。本会選考委員会で選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、推薦、助成申請いたします。
公益財団法人内藤記念科学振興財団から標記について募集の案内がありました。本会からの推薦を希望される会員は、財団Webページに記載の手順に従い推薦書または申請書を作成し、獣医学会事務局にご送付ください。
本会の選考委員会で候補者を選考し、選考結果を理事会に諮り決定後、依頼先に推薦いたします。
本学会は、定款第７条に従い毎年10月末日までに会費を納入しなければならないこととなっております。2024-2025年度分（会計年度2024年8月1日～2025年7月末日）会費をご納入いただいていない会員は、至急、お送りしております郵便振替用紙ご利用のうえ、お振り込みいただきますようお願い申し上げます。
本年度以前に未納がある場合には、本年度分と合わせてご納入くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、本年度は現役員が任期満了を迎えるのに伴い、理事候補者選挙の投票を予定しております。「理事候補者選出及び監事候補者推薦規程」第３条「理事候補者の選挙権を有する者は、選挙人名簿調整時点で、その年度の会費を納入した正会員」により、5月20日までに未納会費がある会員は選挙権を失う場合がありますので、ご了承ください。
【年会費】役員及び評議委員 13,000円，一般正会員 10,000円，学生会員 2,000円 ＊会費は、不課税
【振込先（お送りした郵便振替用紙でお振り込みいただかない場合）】
ゆうちょ銀行
口座番号：00180-1-23546
加入者名：公益社団法人日本獣医学会
※通信欄には、必ず会員番号、住所、氏名を明記してください。
第170回学術集会（2027年秋）の開催機関を公募いたします。
開催を希望される機関は、申請書
を下記の期日までに本学会事務局宛ご送付下さい。
開催機関の決定は本学会理事会にご一任願います。決定後は速やかに本学会と開催機関とでプログラム委員会を設置し、開催に向けて準備を始めることになります。
申請書の記載事項：機関名と所在地、代表者名、応募理由、開催期間（案）、企画（案）、予算（案）等
日本獣医学会定款施行細則第7章学術集会 第27条3項「獣医学会に所属していない団体が学術集会において集会を開催する場合は、当該学術集会の少なくとも1年以上前に理事長に申請書を提出し、理事会の承認を得なければならない。」により、日本獣医学会に所属していない団体は、当該学術集会の1年以上前に、申請書をご提出いただくことになります。なお、学術集会司宰機関の定める会場費の支払いが必要な場合がありますのでご承知おき下さい。
2026-2027年度開催予定の第169回日本獣医学会学術集会（司宰：日本獣医生命科学大学）で集会を開催する団体は、申請書をご提出ください。
新入会手続き、会員情報（一部除く）の変更、会費のお支払状況の確認がWeb 上から出来ます。
本会ホームページ「会員MyPage」から会員ID・パスワードを入力し、ログインして会員情報をご確認ください。
会員専用ページ（会員MyPage）
第2回 IgA抗体医療学会学術集会との合同大会として開催されます。
第29回腸内細菌学会の参加者は、6月25日、同会場で開催される第2回IgA抗体医療学会学術集会に無料で参加できます。
